
韓国京畿道安城市(キョンギド・アンソンシ)の高速道路建設現場で10人が死傷する橋脚崩落事故があり、その事故の直前にペットたちが異変を察知し、慌てて避難していた。近隣の防犯カメラにその様子が記録されていた。
韓国の一部メディアが入手した安城市内の住宅の防犯カメラ映像には、橋桁が崩落する直前に庭で飼われていた犬と猫が突然逃げ出す様子が映っていた。
映像には、遠くを見つめていた犬と猫各1匹が突然身を翻し、事故の現場と反対の方向に全力で逃げ出す姿が捉えられていた。2匹とも極度におびえた様子でしっぽを丸め、隠れ場所を探しているようだった。
また、デッキの下でうずくまっていたもう1匹の猫も、異変を察知したかのように身構えていた。防犯カメラの映像が大きく揺れたのはその直後だった。猫は橋脚が崩落した直後、他の動物たちと同じ方向に慌てて走り去った。
この崩落事故は2月25日午前9時49分頃に発生し、作業員4人が死亡、6人が負傷した。
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