2025 年 3月 1日 (土)
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韓国・大企業オーナー一家、役員昇進まで平均4.4年…一般社員より18.1年も早く

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韓国の大企業グループのオーナー一家は、平均30.4歳で入社し、34.8歳で役員に昇進することが明らかになった。2019年9月末時点での一般役員(常務・取締役を含む)の平均年齢が52.9歳であることを考慮すると、一般社員より約18.1年も早く役員に昇進していることになる。

企業データ研究所CEOスコアが2023年決算基準で資産総額5兆ウォン(約5500億円)以上の上場企業グループ88社を対象に、オーナー一家の経営参加状況を調査した結果、オーナー一家が役員として経営に参画している企業は63社、計212人であることが判明した。男性175人、女性37人だった。

平均30.4歳で入社し、わずか4.4年で役員に昇進した。また、212人のうち、経営幹部の経歴が確認された167人の昇進期間の平均は12.9年だった。

特に、親世代は平均30.7歳で入社し、4.5年で役員、13.2年で経営幹部に昇進したが、子世代はこれよりも若い30.2歳で入社し、役員昇進まで4.3年、経営幹部昇進まで12.5年かかっていた。これは、国内企業全般で若いリーダーを好む傾向が強まっているため、昇進期間が短縮されたと分析されている。

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