
韓国の女性が匿名掲示板「ブラインド」に、夫が自分の給与だけでなく、女性の給与の一部まで教会の献金に充てていたことを知り、困惑していると投稿した。
投稿によると、夫は熱心なキリスト教徒で、結婚前から信仰を持っていた。しかし、妻に対して宗教を強要したことはなく、礼拝にも単独で参加。献金も自分の給与から支払っていると思っていたため、女性は特に干渉してこなかった。
ところが、最近になって夫が給与の10%を超える額を献金していることが判明。問い詰めたところ、女性の給与の10%も計算に含めていたことがわかった。
夫婦の収入は決して余裕があるわけではなく、住宅ローンや保険料などの固定支出を差し引くと手元に残る金額は少ない。女性は「なぜそこまで多額の献金をしなければならないのか理解できない」と疑問を投げ掛けた。
ネット上では「献金で牧師の子どもたちが海外旅行に行く現実を知れば、払えなくなるはず」「周囲でも夫婦合算で10%を求められるケースがある」「信仰の価値観も合う人同士で結婚すべきだ」といった意見が寄せられている。
一方で、「結婚した以上、夫婦は家族として一つの単位。夫が善意でやっているなら多少は理解すべき」と擁護する意見もあった。
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