韓国大統領選が近づき、政治YouTuberの活躍が目立っている。「キム・ゴニ(金建希)録音」を暴露したYouTubeチャンネル「ソウルの声」は1週間で1700万ウォンを超える「スーパーチャット」(YouTubeライブの投げ銭)を受けたりもした。
YouTubeの統計分析企業「プレイボード」によると、先月第3週目(17~23日)の国内スーパーチャットで、1位は「開かれた共感TV」で約1773万ウォンを稼いだ。2位は「ソウルの声」で約1714万ウォンの収益を上げた。
「開かれた共感TV」は調査報道を目指す与党寄りのチャンネルとして知られる。「ソウルの声」も与党寄りの政治チャンネル。両チャンネルとも、この期間、保守系野党「国民の力」の大統領候補、ユン・ソンヨル(尹錫悦)氏の妻キム・ゴニ氏の「7時間録音」疑惑を扱っている。この録音はキム氏と、「ソウルの声」のイ・ミョンス記者との通話内容で、先月16日、MBC時事番組「ストレート」で初めて公開された。
MBCは2回にわたって録音記録を報道する予定だったが、初放送以後、追加報道を取り消した。このため、両チャンネルは、MBCが扱わなかった録音内容をライブストリーミング形式で公開した。
先月のスーパーチャット収益では、「開かれた共感TV」は約5399万ウォンを記録して1位、「ソウルの声」が約2712万ウォンで12位となった。
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