韓国政府の国民権益委員会は4日、「請願ビッグデータ情報サービス」が2021年の1年間に168万4841回利用されていたと発表した。前年度(2020年)より活用回数が100万回以上急増し、反響を得ている。
サービスは「今日の苦情」「キーワードトレンド」など計13種類で照会でき、このうち直接条件を設定して苦情統計を照会できる「個別統計情報」サービスが51.5%で最も多く利用された。
次に、前日に比べ急増したキーワードを照会できる「急増キーワード」(32.3%)▽苦情のテーマを文章型キーワードで照会できる「今日の問題」(11%)などの順で利用者が多かった。
利用目的は、個人の場合、主に研究・学業の参考資料として、組織の場合、政策樹立やホームページサービスの実現など。
同委員会は2019年から、誰でも請願ビッグデータを活用できるように公共データポータルで情報を公開している。初年度はサービス利用回数が3万1939回に過ぎなかったが、2020年は60万6176回、2021年は168万4841回と年々増えている。
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