![](https://koreawave.jp/wp-content/uploads/2025/02/妹に攻撃的、フォークで食事、スマホ依存…放置された韓国・小4児童「自分はダメ人間、孤独」の自己否定-1024x562.jpg)
韓国チャンネルAで放送された育児番組「今どきの育児―大切な我が子」で、「自分はダメだから孤独だ」と語る小学4年の男児のエピソードが紹介された。
その母親は、長男である男児がいじめに遭っているのではないかと悩んでいた。公開された映像では、男児は友人たちが遊ぶ様子を遠巻きに眺めるだけで、「なぜ自分はできないのか」「自分はバカなのか」と自責し、涙を流していた。
一方、4歳の妹には攻撃的だった。「態度が生意気だ」「どうなるか見せてやろうか」と暴言を吐いて蹴ったかと思うと、レンガを投げつけて妹の携帯電話の画面を割る場面もあった。
これを見た小児精神科医の1人は「発達に必要な刺激が不足している」と指摘した。母親は、男児がはしをうまく使えないとフォークを与え、勉強が難しいと学習時間を減らすなど、困難に対処する機会を十分に与えていなかった。
また、長時間のスマートフォン使用を放置していた。家事や育児は主に父親と母方の祖母が担い、父親は仕事から帰宅後に子どもを風呂に入れ、家事をこなしていた。
長男は「自分にできることが何もなくて悔しくて悲しい」と打ち明け、両親は「十分なサポートをしてこなかった」と涙を見せた。今後は家族で自信を取り戻すため取り組むという。
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