韓国・中央防疫対策本部は4日午前0時基準で、新規感染者が2万7443人を記録したと明らかにした。感染力の強い変異型「オミクロン型」拡散が深刻になっている。1万人台が1週間で2万人台に増え、3万人が目前。超高速拡散のピークがどこなのか、不安が広がる。
地域別ではソウル(6139人)、京畿道(7202人)、仁川(1779人)など、首都圏で1万5120人となり、全体の感染者55.4%だ。重症者は257人で前日より17人減った。死者は24人増えて累積で6836人になった。
オミクロンの不確実性を抱え、韓国政府は同日、私的な集まりは6人まで、食堂・カフェの営業時間午後9時までという、これまでの感染対策を7日からさらに2週間維持することにした。
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