![](https://koreawave.jp/wp-content/uploads/2025/02/犬を首吊り、壁にぶつける…韓国・ペットトレーナー、動物虐待で摘発-1024x757.jpg)
ペットのしつけだとして犬を乱暴に扱ったとして、トレーナーでもある韓国のユーチューバーの男が動物保護法違反の疑いで検察に送致された。京畿道(キョンギド)の華城東灘(ファソンドンタン)警察署が5日、3日に検察へ移送したと発表した。
男は訓練の際に犬の首輪を強く引っ張るなど虐待したとされる。動物保護団体「動物自由連帯」は男が自身のYouTubeチャンネルに投稿した映像をもとに警察に告発した。
映像には、言うことをきかない犬を制御する際、首輪を激しく持ち上げて首つり状態にしたり、さくに体を何度もぶつけたりする様子が収められていた。
団体は「このユーチューバーの行為は犬が人に危害を加える状況でもないのに不必要に身体的苦痛を与えるものだ」と指摘した。
警察は専門家の意見を基に捜査を進めたとされるが、男は容疑を否認しているという。
団体の代表は「これは動物の教育ではなく、YouTubeの視聴者を引きつけるために過激な手法を使ったものだと警察が判断し、送致に至ったのだろう。今回の件は虐待としつけの明確な線引きを示す事例となるはずだ」と述べた。
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