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韓国の大手防衛・鉄道・プラント企業である現代ロテムが、K-防衛産業の輸出拡大を追い風に過去最高の売り上げと営業利益を記録した。
現代ロテムは6日、2024年の連結ベース営業利益が4566億ウォンとなる見込みだと公示した。前年(2100億ウォン)から117.4%増加し、過去最高の水準を達成した。
2024年の売上高は前年(3兆5874億ウォン)より22%増の4兆3766億ウォンで、初めて4兆ウォンの大台を突破した。純利益も前年(1567億ウォン)から158.5%増の4053億ウォンと、過去最高を更新した。
特に2024年の第4四半期(10~12月)だけで売り上げ1兆4408億ウォン(前年同期比45.7%増)を記録。営業利益は1617億ウォン(131.7%増)、純利益は1450億ウォン(214%増)と大幅な成長を遂げた。
現代ロテムの主力事業である防衛産業部門は、2024年に2兆3652億ウォンの売り上げを記録し、前年より50%成長した。これにより、防衛産業の売上比率は全体の54%に達し、初めて50%を超えた。同社は「防衛産業の輸出拡大に加え、早期生産と適時納品が業績改善に寄与した」と説明している。
一方、鉄道事業部門の売り上げは1兆4956億ウォンで前年より4%減少した。しかし、海外営業の拡大により受注残高を増やすことに成功した。2024年の受注総額は4兆7784億ウォンで前年より38%減少したが、受注残高は7%増の18兆7578億ウォンに達した。このうち、14兆646億ウォンが鉄道事業に関するものだった。
現代ロテムは「グローバル鉄道事業の営業拡大により、過去最大規模の受注残高を記録した」と強調した。
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