![](https://koreawave.jp/wp-content/uploads/2025/02/韓国MUSINSA、中古ファッション市場へ参入間近…「MUSINSA-USED」商標出願-1024x869.jpg)
韓国ファッションプラットフォーム業界最大手の「ムシンサ(MUSINSA)」が、中古ファッションサービスの立ち上げを準備していることがわかった。MZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)を中心に中古ファッション市場が急成長する中、ムシンサもこの分野への本格参入を進めているとみられる。
ムシンサは先月末、特許庁に「ムシンサ・ユーズド(MUSINSA USED)」の商標を出願した。商標の指定商品には衣類・バッグ・靴の小売業、保管業、宅配業などが含まれている。
最近の物価高による消費心理の冷え込みを背景に、高級ブランド品などの新品よりも高品質な中古品を選ぶ消費トレンドが広がっている。こうした市場動向を踏まえ、ムシンサは中古ファッションサービスの企画を進めているとみられる。ただ、現在は企画段階で、サービスの方向性や立ち上げ時期は協議中という。
ムシンサが中古衣類市場に挑戦するのは今回が初めてではない。2010年代半ばには、コミュニティ活動の一環としてムシンサ会員向けの「中古市場」を運営していた。また、現在は限定版取引プラットフォーム「ソールドアウト(SOLDOUT)」を通じて特定ブランドの中古取引サービスを提供している。
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