![](https://koreawave.jp/wp-content/uploads/2025/02/韓国世論、尹大統領の弾劾案「容認」51.4%-vs.「棄却」46.9%で拮抗-1024x622.jpg)
韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の弾劾訴追案を憲法裁判所が認容すべきか、棄却すべきか――韓国の世論が誤差範囲内で拮抗していることがわかった。
エースリサーチが1~2日にかけて実施した世論調査(18歳以上の成人1000人対象)によると、「認容すべきだ」が51.4%、「棄却すべきだ」が46.9%となった。「わからない」と答えたのは1.8%だった。
今回の調査は旧正月連休直後に実施されたが、弾劾認容の支持率は昨年12月第5週の調査(61.2%)より9.8ポイント低下した。一方、弾劾棄却の支持率(37%)は5週間で9.9ポイント上昇し、弾劾訴追案への世論が大きく変化したことが分かる。
地域別にみると、嶺南(ヨンナム)地域と忠清(チュンチョン)・江原(カンウォン)地域では棄却支持が優勢だった。年齢別では、20代・40代・50代で認容支持が優勢だった。一方、30代・60代・70代以上では棄却支持が上回った。
支持政党別にみると、最大野党「共に民主党」の支持層の90.6%が弾劾認容を支持し、無党派層の59.9%も認容を支持した。与党「国民の力」の支持層の86.6%が弾劾棄却を支持し、「認容すべき」と答えたのは10.5%にとどまった。
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