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韓国・現代自動車と起亜の1月の国内販売が振るわなかった。旧正月連休による稼働日数の減少が主な要因とされる。2月以降は新型車の投入によって販売回復が期待されている。
現代自動車の1月の販売台数は、国内で4万6054台、海外で26万4345台の合計31万399台。前年同月比で海外は1.4%減、国内は7.5%減少した。
一方、起亜の1月の販売台数は23万9571台(前年同月比2.4%減)。国内は3万8403台で13.9%減少し、海外は0.1%増にとどまった。
現代自動車・起亜の関係者は「1月は旧正月連休の影響で生産日数が減少し、一時的に販売台数が落ち込んだ」とみている。
現代自動車と起亜は、1月から新型車を投入し、2月以降の販売回復を狙う。特に、事前契約台数が4万5000台を超えた新型「パリセード」が代表例だ。
現代自動車は、新型パリセードの好調な受注を受け、増産に向けた準備を進めている。1月25日から2月2日までの旧正月期間中には、同車を生産する蔚山工場5工場1ラインの設備工事を実施。2月から本格的な生産を開始し、国内販売の増加につなげる。
さらに、現代自動車は3日、大型電動SUV「アイオニック9」の事前契約を開始。補助金適用後の販売価格を6715万ウォンに設定し、競争力を強化した。これは、同じグループの起亜「EV9」の開始価格(7337万ウォン)より622万ウォン安い。
起亜も今年、国内市場において新型電動車を相次いで投入する。特に、準中型電動セダン「EV4」と準中型電動SUV「EV5」の発売が予定されており、市場での競争力を高める狙いだ。
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