![](https://koreawave.jp/wp-content/uploads/2025/02/「高金利・物価高・ウォン安でも海外旅行は諦められない…韓国・昨年の出国者2900万人-1024x604.jpg)
景気の低迷が続いているにも関わらず、韓国人の海外旅行需要は増加傾向にある。
韓国観光公社が4日に発表した「2024年韓国観光統計」によると、昨年海外へ出国した韓国人は2868万6435人で、新型コロナウイルス禍以前の2019年の2871万4247人とほぼ同水準に回復した。前年比だと26.2%増加だ。
特に今年は5月3~6日の4連休、10月3~12日まで最長10連休となる名節・秋夕(チュソク)の連休が控えており、海外旅行者数が過去最高を更新するとの見方が強まっている。
旅行会社の予約状況を見ても長距離旅行の人気が高まっている。韓国の大手旅行会社ハナツアーでは、1月のパッケージツアー利用者が24万5000人で前年同月比10%増となった。10月2日から9日出発の秋夕連休予約ではヨーロッパが35%を占め、東南アジア(23%)、中国(18%)が続いた。
また、キョウォントラベルの秋夕連休の予約状況は、西ヨーロッパ(19.9%)、東ヨーロッパ(14.3%)、日本(10.7%)の順で人気を集めた。同社は2025年のゴールデンウィークや秋夕連休に向けた特別割引企画を準備している。
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