![](https://koreawave.jp/wp-content/uploads/2025/02/ソウルの空に浮かぶ気球「ソウルムーン」、今年から外国人観光客も予約可能に-1024x783.jpg)
ソウル観光財団は今年から、外国人観光客も汝矣島(ヨイド)の上空に浮かぶ係留ガス気球「ソウルムーン」をオンラインで予約・利用できるよう、2月中に海外の民間プラットフォームと協議に入る。
「ソウルムーン」は満月の形をした係留ガス(ヘリウム)気球で、財団が昨年8月から汝矣島公園に設置・運営している。高度130メートル上空で約15分間飛行し、漢江(ハンガン)の夜景を眺めることができる。料金は大人2万5000ウォン、未成年者2万ウォン。
天候が影響するため、予約はネイバーやカカオトークを通じた韓国人に限定されていた。外国人観光客は現地で直接チケットを購入する必要があった。財団関係者は「外国人はせっかく予約しても乗れないケースが多くなると考え、これまで予約を受け付けてこなかった」という。
だが「ソウルムーン」が韓国内のみならず海外でも観光コンテンツとして注目を集めるようになったことを受け、財団は外国人観光客にも予約サービスを開放することを決定した。財団がこの方針を示すと、主要な海外プラットフォーム企業が相次いで「ソウルムーン」の販売権を求めてきたという。
また、財団は「ソウルムーン」の運営時間も調整する。現在は正午から午後10時(最終飛行は午後9時30分)までだが、夏の繁忙期には運行時間を延長し、冬の閑散期には短縮する案が検討されている。
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