広告を見てロボット掃除機を購入したら、玩具のような製品が届いたというエピソードが韓国JTBCの番組「事件班長」で取り上げられた。
それによると、この購入者はオンラインゲームをしている最中、49万9000ウォン(約5万4900円)の掃除機が90%割引の4万9900ウォン(約5490円)で販売されているという広告を目にして購入した。
広告では、掃除機が6センチの段差を乗り越え、モップがけやゴミ吸引をする「高性能モデル」と紹介されていた。レビューの評価も4.8と高く、「階段も認識して安全に作動する」「生活の質が向上した」と評判は上々だった。
しかし、実際に届いた製品は、なんと「手のひらサイズ」だった。モップ部分は指2本分ほどの大きさしかなかった。購入者は「広告では段差を乗り越え、モップも洗えて、全自動のはずなのに、届いたのはまるで玩具だった」と憤った。
販売業者に返品を申し出ると、当初は1万ウォン(約1100円)の返金を提示され、その後2万ウォン(約2200円)、2万8000ウォン(約3080円)と徐々に金額が引き上げられた。しかし、全額返金に応じなかったため、クレジットカード会社を通じて決済を取り消した。
購入者は「業者は他社の広告映像を無断使用し、自社製品のように見せかけていたようだ」と述べた。
(c)news1