韓国で旧正月における4人家族の伝統市場での供え物費用が18万8239ウォンと試算されたなか、政府の割引制度を活用すれば最大8万ウォンの割引が受けられることがわかった。
パク・ボムス農林畜産食品次官とキム・ソンソプ中小ベンチャー企業次官はこのほど、ソウル市陽川区(ヤンチョング)の新栄(シニョン)市場を訪問し、旧正月用の主要商品供給状況や物価動向を点検し、現場の意見を聴取した。
政府は今回の旧正月対策として「農産物割引商品券(農割商品券)」や「デジタルオンヌリ商品券」の特別割引販売、伝統市場での商品券還元イベント、果物ギフトセットの直接供給などの施策を実施している。これにより、新鮮な農畜産物を20万ウォン分購入する場合、1人あたり最大8万ウォンの割引を受けることが可能だ。
具体的には、農割商品券とデジタルオンヌリ商品券をそれぞれ10万ウォン分購入した場合、合計4万5000ウォンの割引を受けることができる。そのうえ、購入した20万ウォン分のうちオンヌリ商品券で2万ウォン、デジタルオンヌリ商品券で1万5000ウォンが還元される。
農割商品券はゼロペイアプリを通じて30%割引で購入でき、デジタルオンヌリ商品券はカードまたはモバイル購入時に15%割引が適用される。また、オンヌリ商品券は国産農畜産物の購入領収書を提示することで最大2万ウォンの還元が可能だ。デジタルオンヌリ商品券はデジタル決済額の15%をデジタル商品券で還元する仕組みだ。
パク次官は「オンヌリ商品券の還元イベントを活用すれば、実際の体感価格はさらに安くなる」と述べ、「供給が安定しているリンゴや柿、ブドウなどの果物を活用して家計の負担を軽減し、大型マートより安価に提供する果物ギフトセットの直接供給事業を拡大するため、関係省庁と引き続き協力していく」と語った。
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