韓国の女性が自身のSNSで飼い犬が言うことをきかないとして里親に出すことを公表し、激しい批判を浴びている。この女性の娘が広告に出ている韓国の大手保険会社が関連動画を非公開にするなど波紋が広がっている。
複数のオンラインコミュニティで14日、問題の投稿が取り上げられた。それによると、女性は言いつけた通りの場所でおしっこをしないことや家人にかみつくなどのエピソードを動画付きで紹介し、「犬の世話に限界を感じた」と述べた。
そして犬を祖母宅に預けたことを明かし、「田舎で寒さに震えながら暮らせ」と記述したことで多くの人々の反感を買った。
この投稿が拡散する中で、女性の個人情報や写真が共有され、批判はエスカレートした。一部ネットユーザーは、投稿者の娘が出演した保険会社のYouTube広告について「動物虐待のような行為をする家族の広告を使用すべきではない」と糾弾した。保険会社側は広告を非公開にし、「状況を調査中。対応を検討している」とコメントした。
一方、あるネットユーザーが女性に直接連絡を取ったところ、女性は「誤解を招く表現だった。祖母宅には一時預けただけ」と釈明したうえ「不快な思いをさせて申し訳ない」と謝罪した。
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