2025 年 1月 22日 (水)
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韓国クーパンイーツが日本進出…東京・港区で料理配達をスタート

ロケットナウ公式ウェブサイトの画面=クーパン(c)KOREA WAVE

韓国の大手EC企業「クーパン」が運営する配達アプリ「クーパンイーツ」が日本に進出した。サービス名を「ロケットナウ」とし、東京都港区で試験的に運営を開始。今後サービス地域を拡大する。

14日から東京で「ロケットナウ」アプリを公開し和食、洋食、ハンバーガー、寿司、コーヒーなどさまざまな地元レストランの料理配達を始めた。ただし、レストランの料理以外の食料品や日用品を対象とする即時配送(クイックコマース)は提供していない。

クーパンジャパンは2021年6月に日本に進出し、試験的にサービスを運営していたが、その後撤退を決定。2023年3月には東京の一部地域で展開していた食料品や生活必需品の即時配送サービスも終了していた。

クーパンは、コマース事業撤退から約2年ぶりに料理配達サービスで再び日本市場に挑戦する。大規模な都市型物流投資が必要なクイックコマースと料理配達サービスは、事業構造と市場が異なるため、完全に新たな挑戦といえる。

日本の料理配達市場では、Uber Eatsが2020年以降約70%のシェアを占める絶対的な存在となっている。また、韓国の配達アプリ「配達の民族」を運営する「優雅な兄弟たち」も過去に日本市場に進出したが、事業を撤退した経緯がある。

(c)KOREA WAVE

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