違法駐車が原因で18時間にわたってカフェの営業に支障が出たとして、ソウル市道峰区(ドボング)のデザートカフェの経営者が被害を訴えている。17日、韓国JTBCのテレビ番組「事件班長」が報じた。
経営者の女性によると、11日午後5時ごろ、店舗前の出入り口を遮る形で黒い車両が止まった。防犯カメラの映像では、駐車されたのは午後4時ごろ。3人の男性が乗っていた。
女性は「店は開いているかと客から確認の電話が入るほどだった。車のせいで来店を諦めた客もおり、売り上げが半減した」と語った。また、週末用に準備したケーキが売れ残り、大きな損失を被ったと話している。
店側は区役所と警察に通報した。車の所有者は70代の男性と判明したが、車両の移動を依頼したものの応じなかったという。
車両のフロントガラスに謝罪を求めるメモを貼り付けたが、防犯カメラには所有者がメモを剥がして持ち去る様子が記録されていた。
番組に出演した弁護士は「基本的なモラルに欠けている。他国では交通妨害に対して徹底した措置が取られる場合もある。韓国でも基本的なルールを守るべきだ」と指摘した。
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