韓国・務安国際空港で起きた済州航空機事故の捜索作業で、新たに微細組織51点と遺留品5点が発見された。遺留品には乗務員証や腕時計などが含まれている。
国土交通省によると、捜索作業は13~15日、210人の軍、警察、消防隊員および捜索犬を動員して実施した。事故現場から半径40メートルを12の区域に分割し、それぞれ責任者を配置して綿密に捜索が進められた。
発見された微細組織については、国立科学捜査研究院にDNA鑑定を依頼しており、結果が判明次第、遺族に通知される。
また、機体の回収作業も最終段階に入っている。機体を切断し、一部を重機で持ち上げた後、空港内に移送して調査を進める。現在は尾翼と翼の回収作業に取り組んでいる。
犠牲者を追悼する合同追悼式は、遺族の意向に基づき18日に開催される。
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