善意で食事を寄付しようとした自営業者が、寄付を受けた人々の態度に落胆したエピソードが韓国で注目を集めている。
自営業者のオンラインコミュニティ「痛いから社長だ」に3日、「食事を寄付しようと役所に問い合わせたが」と題した投稿が掲載された。
それによると、困窮する家庭に料理を寄付しようと思い立った投稿者は、受け取りに来た人々を見て戸惑った。「皆、一人親家庭で子どもが2人いるようだったが、身体に不自由がある様子もなく、車で来ていた」からだ。さらに「引き取りに来る時間が微妙だ」「他の料理が食べたい」と要求され、失望したという。
投稿者は「本当に必要としているお年寄りに届けたかったが、実際はそうではなかった」と語り、「役所の担当者に変更をお願いすべきか」と悩んだと明かした。
この投稿には他の自営業者から共感や苦い経験談が寄せられ、「寄付をやめたほうがいい」「期待すると心が傷つく」「本当に困っている人に届くとは限らない」といった意見が相次いだ。
一方で「子どもたちと一緒に食事を楽しんだ家族からの感謝のメッセージを保存している。その言葉一つで続けている」と語る自営業者もいた。
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