2024 年 11月 23日 (土)
ホームエンターテインメント“建物オーナー”の韓流スター「驚がく」の投資成功例……土地取引で「74億円差益」期待

“建物オーナー”の韓流スター「驚がく」の投資成功例……土地取引で「74億円差益」期待

俳優ソン・スンホン(c)news1

韓国の俳優ソン・スンホンが、ソウル・新沙駅近くに位置するスターバックスが入居する建物に加え、その背後にある商業施設も購入し、最低でも678億ウォン(約74億4844万円)の差益が見込まれているという。

ソン・スンホンは2006年10月、ソウル市瑞草区蚕院洞の江南大路沿いにある地下1階、地上4階建てのビル(敷地面積163坪、延べ面積403坪)を自身の名義で114億ウォン(約12億5182万円)で購入した。この建物は地下鉄3号線新沙駅4番出口から徒歩1分、7号線と新盆唐線が通る論峴駅から徒歩7分の距離にある。

購入から5年後の2011年、建物をリモデルし、1階に人気ブランド「スターバックス」を誘致した。この選択が建物価値を大幅に向上させる結果となった。

2015年にはこの建物の背後に位置する地下1階~地上2階建ての老朽化した商業施設を、36億5000万ウォン(約4億8万円)で購入。公共入札で84.5%の所有権を30億ウォン(約3億2940万円)で落札し、残り15.5%を6億5000万ウォン(約7137万円)で取得。これにより、敷地と建物の全所有権を獲得した。

不動産業者によると、この背後の商業施設は単独で新築する場合、建蔽率50%、容積率250%の制限を受ける第3種一般住宅地域に位置している。しかし、主要大通り沿いのスターバックス建物の敷地と統合することで、投資価値を大きく引き上げたという。今後、13~14階建て規模の新たな開発が可能と見られる。

周辺の江南大路沿いの建物は2021年10月に坪当たり3億5000万ウォン(約3843万円)で取引されており、現在の相場は坪当たり3億6000万ウォン(約3952万円)に達する。ソン・スンホンが所有する2つの敷地の合計面積233.41坪を基準に、坪当たり3億5500万ウォン(約3897万円)で計算すると、建物全体の推定資産価値は828億6000万ウォン(約91億26万円)。これにより678億ウォン(約74億4844万円)の差益が期待される。

不動産専門家は「大通り沿いの敷地を先に購入し、その後、背後の敷地を取得して統合することで、大通り沿いの敷地と同じ価値まで引き上げた非常に優れた投資事例だ」と評した。

(c)news1

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