夫に無断で暗号資産(仮想通貨)に投資し、3000万ウォン(約330万円)の借金を抱えた女性のエピソードが15日放送のYTNラジオ番組「チョ・インソプ弁護士の相談室」で取り上げられた。
投稿した女性によると、夫婦は共働きで子どもはいない。女性は両親から贈与された1億ウォン(約1100万円)を元手に投資を始めた。しかし、損失が拡大し、さらに3000万ウォンを借り入れて投資したところ、夫にバレたという。
夫はこれがきっかけで妻を信用できなくなり、離婚を提案。女性は離婚は避けたい意向だが、夫は妻が贈与されたことや借金したことを問題視している。
専門家によると、こうした財産を巡る隠し事や借金自体は直接的な離婚理由として認められない場合が多い。ただ、夫婦間の信頼が損なわれ、婚姻関係の破綻が成立する可能性は否定できないという。
こうした問題に詳しい弁護士は「関係の修復には時間が必要であり、長引けば婚姻関係の破綻につながる可能性がある」と警告している。
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