ソウル市内で「ボディプロフィル写真」を利用したフィットネスジムの広告が目立ち、その露出度の高さから青少年に与える影響が懸念されている。
ボディプロファイル写真は、ダイエットやトレーニングで鍛えた肉体を披露するもの。ソウル市内のジムの多くは体を露出してポーズを取るモデルの写真を使用しており、健康的な体づくりを超えて性的な要素を強調しているとの批判がある。
また、大手学習塾が集まる大峙洞(テチドン)で取材すると、塾に通う中学生が「露出度の高い衣装で広告を配布するトレーナーに不快感を覚える」と発言し、友人同士でモデルの身体を見比べて論評する場面も見られると話した。
市民からも「青少年の価値観形成に悪影響を及ぼす恐れがある」との声が寄せられている。特に学校や学習施設近隣でのこうした広告の配布を懸念する保護者は多い。
一方、一部のトレーナーは「ボディプロフィル写真は自己管理を示し、顧客を引きつける効果的なツールだ」と擁護し、広告が顧客獲得に寄与する実例を挙げている。
こうした写真は青少年保護法の対象外であり、女性家族省もヘルスジムの広告物を有害媒体物として分類していない。専門家は、業界自らが露出度の基準を設定する必要性を強調している。
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