韓国のコメディ番組で「チン(銅鑼)マン」として知られるタレントのファン・チョルスン被告が知人女性への暴行傷害の罪で懲役9月の判決を受けた。
1審は懲役1年だったが、ソウル中央地裁は13日の控訴審判決で減刑した。ファン被告が2審で犯行を認め、反省を示した点を考慮した。
ファン被告は昨年10月、全羅南道麗水市(チョルラナムド・ヨスシ)の駐車場で女性と口論の末、顔や頭に殴る蹴るの暴行を加え、全治3週間のけがをさせたとして起訴された。
ファン被告はおわびとして1審で2000万ウォン(約220万円)、2審で3000万ウォン(約330万円)を女性に提供しようとした。女性は当初受け取りを拒否して厳罰を求めていたが、一部を受け取る意向を示したため、地裁は量刑に反映させた。
地裁は「完全な和解が成立していないため執行猶予を付することはできない」と付け加えた。
フィットネス選手として活動していたファン・チョルスン被告はtvNのコメディ番組で一つのコーナーが終わる度に鐘を鳴らす「チンマン」として出演し、有名になった。
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