韓国大田(テジョン)地裁天安(チョナン)支部はこのほど、性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(特殊強姦)などの罪に問われた少年(14)に懲役2年6月から2年の不定期刑などを言い渡した。
少年は4月、友人と一緒に友人の妹を自宅に呼び、性的暴行をしようとしたとされる。
2カ月間にわたって友人の妹に性的虐待を加えた少年らは、その事実をバラすと脅し、犯行に及んでいた。当時、少年は満14歳になってから10日もたっていなかった。
一緒に犯行に及んだ友人は家庭裁判所少年部に送致された。韓国では、10歳以上14歳未満で刑事事件を起こした者は少年法で触法少年として保護処分を受けることになる。
地裁は「被告は若いため刑を定めるのに少なからず悩んだ」としながらも「少年がやったとは信じられないほど暴力的で悪質な犯行であり、実刑が避けられない」と判示した。
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