韓国証券先物取引所の新興株式市場「コスダック」に上場している中堅建設会社の会長が妻の不貞を疑い、ワインの瓶で頭を殴るなどして重傷を負わせた罪で起訴された。身柄は拘束されていない
法曹関係者によると、ソウル中央地検の女性・児童犯罪捜査部が10月30日、会長を特別暴行罪と電子記録等内容探索罪で起訴した。ソウル江南(カンナム)警察署が特別傷害容疑などで書類送検していた。
会長は今年5月末、ソウル市江南区の自宅で、妻の頭をワインの瓶の底で殴るなどして全治6週間のけがをさせたとされる。
妻は事件後、自宅から逃げ出して警察に通報。殺人未遂容疑で告訴した。妻はこれまでにも会長から暴力を受けていたと主張している。
一方、会長は「お前のせいで手錠をかけられそうだ」と何度も連絡し、妻の携帯電話やノートパソコンを持ち去るなど証拠隠滅と取れる行動をしていたという。
(c)news1