韓国に長期居住する外国人の人口が過去最高の245万9542人に達し、国内総人口の4.8%を占めることがわかった。これは、韓国の主要都市である大邱市(237万9188人)の人口を上回る規模だ。特に外国人労働者と留学生の増加が顕著で、前年に比べて外国人住民数が8.9%増加した。
行政安全省がこのほど発表した「2023年地方自治体外国人住民現況」によると、2022年11月1日時点で3カ月以上、韓国に長期居住する外国人住民の数は、統計が初めて公表された2006年以降で最多となった。外国人住民数は韓国の総人口(5177万4521人)の4.8%に相当し、全体では韓国の17ある広域市・道の中で6位の規模に匹敵する。
外国人住民の内訳として、韓国国籍を持たない者は前年比10.4%増の193万5150人、帰化した外国人住民は4.8%増の23万4506人、国内で出生した外国人住民の子どもは2.8%増の28万9886人であった。
特に外国人労働者(6万7111人、16.6%増)と留学生(1万6932人、8.9%増)の増加が顕著であり、これが全体の外国人住民数増加に寄与している。
外国人住民が最も多い地域は京畿道(80万9801人)、ソウル(44万9014人)、仁川(16万859人)で、全外国人住民の57.8%が首都圏に集中している。
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