2024 年 11月 22日 (金)
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「グローバルな安全保障危機」で輸出好調…韓国防衛産業、今年の営業利益2兆ウォン超えか

ポーランドの海軍基地に到着したK-2戦車とK-9自走砲(c)AFP/news1

韓国防衛産業の輸出が順調に推移し、今年の営業利益が2兆ウォン(約2200億円)を超えるとの期待が高まっている。グローバルな安全保障危機が続き、それに伴う各国の防衛予算増加によって、K-防衛産業の好調は来年以降も続きそうだ。

韓国の主要防衛産業5社である「ハンファエアロスペース」「ハンファシステム」「現代ロテム」「韓国航空宇宙産業(KAI)」「LIGネクスワン」の各社が、今年第3四半期にそろって好業績を記録した。

ハンファエアロスペースは営業利益が4772億ウォンと四半期での過去最高を達成し、累積営業利益は前年同期比16.2%増の8322億ウォンに達した。

ハンファシステムも営業利益が前年同期比43.7%増の570億ウォンで、今年の累積(1761億ウォン)では115%と大幅に増加している。

現代ロテムの営業利益は前年同期比234.3%増の1,374億ウォンで、累積は前年より110.2%増の2948億ウォンに上る。

KAIは営業利益が16.7%増の763億ウォン、累積は113.2%増の1986億ウォンを記録した。

8日に第3四半期の業績発表を予定するLIGネクスワンも、前年同期比49.4%増の613億ウォンの営業利益が予想されている。第2四半期までの累積営業利益は前年同期比7.1%増の1161億ウォンだった。

LIGネクスワンを除く4社の累積営業利益は第3四半期までで1兆5017億ウォンに達しており、LIGネクスワンも市場予想通りの営業利益を上げれば、5社の累計は1兆6000億ウォンに迫る。

第4四半期も好調な見通しから、今年初めて5社の合計営業利益が2兆ウォンを超えると期待されている。

(c)news1

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