韓国の飲食店経営者が、長年続けてきた飲み物の無料サービスを中止した。一部の配達員による無礼な振る舞いが原因で、この経営者は27日、自身のSNSに「もう無駄なことはやめる」と投稿した。
投稿によると、この経営者は過去1年にわたり、配達員に感謝を込めて飲み物を無料で提供してきた。ところが、礼儀を欠く行為が続いたため中止のやむなきに至ったという。
いったい何があったのか。
経営者は「配達員が飲み終えた缶を店舗前に捨てていくため、毎日それを拾って片付けた」と述べた。
ゴミ箱がないからかと思い、設置してみたが、ポイ捨ては改善されなかった。ゴミ箱に「缶だけを捨ててください」と書いたが、誰も守らず、周囲は散らかったままだったという。
さらに飲み物が切れると「暑いのに冷たい飲み物もない」と文句を言われることもあった。
経営者は「もう続けられない。自分にはこれが限界のようだ」と表明した。
この投稿に対し、ネットユーザーからは「親切も、人を見てから施すべきだ」「感謝を知らない人々」といった反応が寄せられている。
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