韓国の60代女性が夫の浮気の証拠をつかむために尾行したところ、逆に夫からストーカーとして告訴されるという出来事が起きた。
JTBCの番組「事件班長」によると、女性は娘から「父親に女性の影がある」と聞き、その不審な行動に疑念を抱いた。所持品を調べたところ使用済みの精力剤が見つかり、追及したものの夫は否定した。
浮気の証拠を集めるため女性が夫を尾行すると、夫はある飲食店に立ち寄った後、そこの店主の女性経営者と公園に行き、親密にデートしていた。
その後、女性がその飲食店に乗り込むと、逆に通報され、ストーカーとして警察に引き渡された。
女性はさらに、浮気相手の配偶者に相談を持ちかけたが、その男性も妻の浮気を疑っていたものの、子どもたちのため離婚は考えていないといい、決定的な証拠の提供を拒否した。
結局、女性は夫から離婚を請求され、慰謝料や不利な財産分割を求められた。
この件について法律の専門家は「夫を探し回ったことがストーカーに該当する可能性は低い」とみる。ただ、ドライブレコーダーや通話の記録など他の証拠で浮気を立証する道もあるとアドバイスした。
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