韓国で予備役軍人の再入隊・再任用が毎年減少していることがわかった。軍経歴者の再入隊・再任用は戦力維持と戦闘力向上に役立つため、積極的な誘引策準備が必要だと指摘されている。
国防省と陸軍人事司令部の資料によると、2020年から今年9月まで、現役服務を終えて転役し、現役再入隊を選択した人は計2万2573人だった。
年度別では▽2020年7130人から▽2021年6356人▽2022年4326人▽2023年2386人▽2024年2325人――などと年々急減している。この3年間で3分の1になった。
再入隊人員の大半は、兵士から副士官として再入隊したケースで、この5年間で2万1573人。副士官から副士官への再入隊は430人、副士官から将校への再入隊は218人、兵士から将校への再入隊は119人などだった。
また、将校として勤務した後、副士官に再入隊したケースも3人あった。除隊当時の階級で再任用された人数は591人だった。
関係者は「職業軍人としての名誉だけでなく、処遇改善による服務満足度を高めるための多様な支援制度を急いで用意しなければならない」と強調した。
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