2024 年 11月 27日 (水)
ホーム政治李在明氏と与党「ネガティブキャンペーン、やめる」…支持率下落受け

李在明氏と与党「ネガティブキャンペーン、やめる」…支持率下落受け

記者会見中に頭を下げるイ・ジェミョン(李在明)氏©NEWSIS

韓国大統領選に絡み、与党「共に民主党」候補のイ・ジェミョン(李在明)氏が26日、党本部で緊急記者会見を開き、選挙戦のネガティブキャンペーンの中断」を宣言した。「失望感を超えて、歴史的な“非好感大統領選”という言葉を聞くたびに、あわせる顔がない。私はこれから一切のネガティブを中断する。野党も協力してほしい」と求めた。

民主党選挙対策委員会も、保守系野党「国民の力」の大統領候補ユン・ソンヨル(尹錫悦)氏に関連した、妻キム・ゴニ(金建希)氏や巫俗人(ムーダン、朝鮮半島の土着宗教を司る)についての論評を中断すると宣言した。

民主党選挙対策委員会のクォン・ヒョクキ(権赫基)公報副団長は同日、イ氏の記者会見後、記者団に「選対委は政策的検証と国家運営に必要な徳目に対する論争と検証は当然すべきだと思う。だが、ネガティブな論評は出さない考えだ」と強調した。

今月24~25日、全国の満18歳以上の男女1018人を対象に実施した世論調査でユン氏の支持率は2週間前に比べて5.5ポイント上昇し、44.7%だったが、イ氏は1.3ポイント下落して35.6%だった。

キム・ゴニ氏や巫俗人の問題で与党が攻勢をかけたにもかかわらず、ユン氏の支持率が上昇したため、与党としては“ネガティブによる逆風”の遮断に乗り出したという分析が出ている。

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