韓国で、秋の猛暑によりトマトやレタスなどが供給不足となり、ハンバーガー業界に深刻な影響を与えている。ファストフードチェーンは代替策を模索している。
韓国マクドナルドは、国内で年間約2000トンのトマトを使用している。だが猛暑の影響で十分に成長せず、トマトの供給に支障が出ており、一部メニューにトマトを提供できないことがあると発表した。これに対し、店舗では無料のドリンククーポンを提供して対応している。
ロッテリアはレタスの供給に問題が発生している。品質の低いレタスが一部店舗に供給されているため、キャベツを混ぜて使用するケースが増えている。
レタス不足で騒ぎになった2021年にも同様にキャベツを混合して供給不足を乗り切ったが、今回も消費者から「説明なしにキャベツを使われた」などの不満がオンラインコミュニティで噴出している。
ロッテリアは「レタスの供給が完全に途絶えたわけではないが、状況を注意深く見守っている」と説明している。
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