韓国で最近、あるネットユーザーがSNSに「産婦人科に付き添う夫たちよ、座ってばかりいないで、時には周囲を見て、立っている妊婦がいたら席を譲りなさい」と投稿した。一部で共感を得たものの、批判も相次いでいる。
批判するユーザーは「病院で直接言わずにSNSで発信することに意味があるのか」「男性に過剰な期待を抱いている」といった反応を示した。また「夫が他の女性のために立つ義務があるのか」と疑問を呈する人もいた。
これに対して投稿者は「この問題は男性の行動に関することであり、女性の責任にすり替えるべきではない」と反論した。
だが、さらに反対意見が増え「譲るのは義務ではない」「夫が隣に座る方が安心だ。知らない人が隣に密着して座るのは嫌だ」「お腹も出ていないのに、女性という理由だけで席を譲ってあげなければならないのか」というのだ。
論争はネットで広がり続け、「弱者への配慮も知らない親の下で育つ子どもがうまく育つわけがない」「前に妊婦が立っていたら、普通は立ち上がりたくならないか?」「健康な体なら、頼むから立っていろ」「配慮というより、患者が座るべき席だ」などといった意見も寄せられている。
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