韓国のサービス型ソフトウェア(SaaS)スタートアップ「クレマ(CREMA)」は25日、昨年の取引高が6兆2000億ウォンを達成したと明らかにした。
クレマは▽レビュー作成プロセスを簡素化して作成率を高める「クレマレビュー」▽マーケティングサービス「クレマターゲット」▽体型に合う最適なサイズを薦める「クレマフィット」サービス――を通じて、オンラインショッピングモール運営プロセスの効率化を手掛けている。
クレマは創立以後、レビューソリューション企業としての本業に集中してきた。LG電子やロッテホームショッピングなどの大手各社も関心を示すほど、独自の競争力を確保している。実際、昨年、クレマの有料顧客は計2000社を突破した。ファッションに限らず、ビューティー、リビング、食品などさまざまなカテゴリーへの領域拡張にも成功した。
同社は今年、グローバル市場への進出を通じて海外市場を確保したい考え。国内トップを超え、世界から認められるビックデータ専門企業として生まれ変わるたね、成長スピードをさらに高めたい考えだ。
クレマ関係者は「より良いサービスを提供するために悩み、発展を繰り返した結果、昨年も高成長を遂げることができた。新型コロナウイルス感染の長期化で世界的にオンライン商取引が活発になっている。グローバル市場への進出を通じて、より多くの消費者と電子商取引ショッピングの利便性を高めていきたい」と述べている。
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