韓国大田警察庁はこのほど、韓国で飲酒の疑いのある車両を摘発する様子を収めた映像を公開した。ドライバーは飲酒測定を繰り返し拒否して飲酒を隠そうとしていたようだ。
大田市内で8月26日午前0時50分ごろ、車線の間をふらつくように走っている車両があると通報が入った。出動した警察は車両を発見して停止を命じたが、ドライバーはこれを無視して逃走した。
約2・5キロにわたる追跡の末、警察は通報者のタクシー運転手とともに車両を囲んで逃走を阻止しようとしたが、車は逆走をしながら逃げ出した。
この車両が止まった隙にパトカーで取り囲んだ。ドライバーは警察官の要求に応じず、ドアを開けようとしなかった。警察は運転席の窓を破壊し、ドライバーを引っ張り出した。
ドライバーは30代で、一人で立てないほど泥酔しており、飲酒測定も3回拒否した。結局、道路交通法違反の容疑で逮捕した。
映像を視聴したネットユーザーは「お酒を飲んだら、他の人に迷惑をかけないでタクシーに乗れ」「殺人予備軍が際限なく現れる」などの反応を見せた。
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