SDGs~韓国の取り組み
韓国環境省は20日、優れた環境技術やアイデアを保有する中小・中堅企業の成功を支援し、一般製造業の工場のエコ・低炭素への転換を支援するため、今年、総額1176億ウォン規模の支援事業と3000億ウォン規模の政府財政融資事業を推進すると明らかにした。
今回の支援事業には環境分野の創業を支援する「エコ・スタートアップ支援事業」▽優秀な環境技術を持つ中小・中堅環境企業を支援する「中小環境企業事業化・商用化事業」▽アップサイクリング企業を支援する「アップサイクリング産業育成支援事業」――が含まれている。
また一般の製造業工場の炭素中立達成と環境・社会・支配構造(ESG)の経営支援のため汚染物質、温室効果ガスなどを総合的に改善する「スマート生態工場構築事業」も推進する。
同省は支援事業のほかにも「未来環境産業育成融資」を通じて中小・中堅環境企業などを支援し、一般企業の環境汚染低減設備を設置するなどの企業のグリーン転換拡大に導く。
「エコスタートアップ支援事業」は、創業を希望する予備創業企業と、創業から7年以内の初期創業企業の成長を支援する事業。約150社余りを対象に資金支援及び診断・相談などを支援する。
創業を希望する予備創業企業は最大5000万ウォンを、7年以内の初期創業企業は最大1億ウォンの資金支援を受けることになり、ほかにも創業教育、経営、マーケティング、会計、特許などの診断や相談の場を提供する。
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