韓国の政府機関「韓食振興院」がホームページに誤った調理法を掲載したり、韓食の英語表記に誤りがある資料を発行したりしたことが問題視されている。
SBSの報道によると、同院ホームページに掲載されていたキムチチゲの調理法には、生きたドジョウやウゴジ(乾燥させて煮込んだ白菜)、モヤシが材料として記載されていた。
また、キムチの中国語表記を「泡菜(中国の漬物)」とし、肉料理「トッカルビ」(餅+カルビ)の起源を、全羅道光州(チョルラド・クァンジュ)ではなく京畿道光州(キョンギド・クァンジュ)と誤記していた。
さらに、韓食の英語表記に誤りのある冊子を8万部発行し、すべて廃棄処分にした。この冊子には、ムール貝スープを「エイのスープ」、スンデを「牛頭肉のスープ」、豚足を「イシモチの蒸し物」と誤記していた。
誤った情報は最長で1年4カ月間、ホームページに掲載され、これらは市民の指摘で修正された。韓食振興院は今後、内部監視を強化すると発表した。
韓食振興院には毎年100億ウォン(約11億円)以上の政府予算が割り当てられている。
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