韓国の“ビューティーYouTuber”ソン・ジアが「泡菜(パオツァイ)」問題に巻き込まれた。
ソン・ジアが最近、中国動画配信大手のBilibili(ビリビリ)チャンネル「Freezia宋智雅」で、キムチチムを紹介する映像をアップする際、映像編集者がキムチチムに「泡菜」と字幕をつけたことで、SNSなどで批判を受けている。
中国で「泡菜」は、野菜を塩漬けした漬物料理を指す。中国側は韓国の伝統料理であるキムチも「泡菜を起源とする」と主張している。中国政府は現地で販売するキムチ関連製品を「泡菜」と表記するように求めている。
ソン・ジアはYouTubeチャンネル「freeジア」の映像も、中国語の字幕を入れて再編集してビリビリにもアップしている。
ソン・ジアをめぐっては、YouTubeチャンネルで偽品を着用した映像が問題視されたことがある。その映像はBilibiliでも流されているが、それがまだ削除していない状態だ。ソン・ジアは今月17日、Instagramに直筆の謝罪文を掲載し、「デザイナー創作物の侵害、著作権の無知によって発生した状況についてお詫び申し上げる」と述べている。
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