2024 年 11月 30日 (土)
ホーム経済流通韓国配達大手、地方は「無料配達」対象外…利用者に不満、競合他社が台頭

韓国配達大手、地方は「無料配達」対象外…利用者に不満、競合他社が台頭

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韓国国内の配達アプリ市場で「無料配達」競争が激化する中、大手の「配達の民族」がソウル首都圏と5大広域市以外で無料配達をしていないことに地方の利用者の間で不満の声が高まっている。

「配達の民族」は今月11日、月額1990ウォン(約219円)の新しい有料会員サービス「配達の民族クラブ」をスタートさせた。以前は全ての利用者が「お得配達」で無料配達を利用できたが、現在はクラブ会員のみがその特典を受けられる。

しかし、無料配達の対象地域は依然としてソウル、仁川(インチョン)、京畿道(キョンギド)の首都圏と釜山(プサン)、大邱(テグ)、光州(クァンジュ)、大田(テジョン)、蔚山(ウルサン)、および世宗(セジョン)特別自治市に限られており、地方の多くでは適用されていない。

これに対し、競合他社である「クーパンイーツ」や「ヨギヨ」は全国規模で無料配達を展開。地方では差別的な対応への不満が広がっており、一部の利用者は他の配達アプリに乗り換えている。

配達の民族の市場シェアは現在62.6%で依然として首位だが、クーパンイーツの急速な成長を考慮すれば、その地位を維持するのは容易ではないと業界関係者は見ている。

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