韓国政府の大学医学部定員増政策に端を発した医師のストライキに絡み、復帰した専攻医、専任医、嘱託医、軍医、公衆保健医、医学生など約2500人の名前と出身校を含む個人情報が掲載された「感謝の医師」。このタイトルのブラックリストが再び更新された。先月20日からオンラインアーカイブサイトに登場し、今回で4回目の更新になる。
警察と検察は、医師コミュニティ「メディスタッフ」や「Telegram」にブラックリストを投稿した専攻医に対し、ストーキング行為などの罪で逮捕状を請求する一方、他の投稿者も存在することが明らかになり、事態が複雑化している。ブラックリストは毎週土曜日に更新されており、今回も投稿者は匿名で更新を続けた。
更新されたブラックリストには、未確認の犯罪事実や個人情報が無差別に追加されており、復帰した医師への批判が激化している。さらに、投稿者は一部の個人情報が誤っていたことを認め、応急対応として一部の情報を削除した。だが、未確認の情報が多く掲載されたままだ。
大韓医師協会はブラックリストの作成・拡散の中止を呼びかけており、内部の対立は事態の解決に全く寄与しないと警告している。
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