韓国のガールズグループApink(エーピンク)のチョン・ウンジをストーキングした被告の50代女性が控訴審でも執行猶予付きの有罪判決を受けた。
ソウル中央地裁は7日、ストーカー犯罪で起訴された被告に対し、懲役1年、執行猶予2年を言い渡し、40時間の再犯防止講習の受講を命じた。一方で、1審で課された保護観察や120時間の社会奉仕命令は取り消された。
判決によると、被告は2020年、チョン・ウンジに対して「私をあなたの執事や伴侶にしてください」というメッセージと食べ物と一緒に送り、その後もチョン・ウンジの後をつけてマンション前で待ち伏せるなどの行為を繰り返した。
さらにインスタグラムのダイレクトメッセージや有料の交流サービスを通じて計544回のメッセージを送信した。このためチョン・ウンジは2021年、そのサービスの利用中止を余儀なくされた。
1審は「ファンの範囲を超え、被害者に深刻な精神的苦痛と恐怖を与えた」と厳しく批判したが、2審は被告が罪を認めて反省していることが考慮された。
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