韓国で仁川(インチョン)交通公社の職員が駅事務所の冷蔵庫に保管されていた「炭酸飲料」を飲んだ後、嘔吐する事件があり、その飲料のペットボトルに漂白剤が入っていたことが確認された。
仁川南東警察署は2日、国立科学捜査研究所から問題の飲料から漂白剤成分が検出されたと連絡があったことを明らかにした。
警察は空のペットボトルに清掃用漂白剤が入っており、それを炭酸飲料と誤認して飲んだと見ている。ペットボトルが入っていた冷蔵庫は遺失物保管用だったことが捜査で分かった。
警察関係者は「そのペットボトルが数カ月前から冷蔵庫にあったとの証言がある」と述べた。
この事件では、仁川地下鉄仁川市庁駅の事務所で8月11日、冷蔵庫にあった「炭酸飲料」を飲んだ職員2人が突然嘔吐症状を示した。現在2人とも回復しているという。
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