2024 年 11月 26日 (火)
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「教師になりたくない」ソウル首都圏の教育大学、退学者が5年で8倍増

ソウル市永登浦区の小学校(c)NEWSIS

少子化と教師採用数の減少、さらに教職の魅力低下が相まって、韓国の教育大学で退学者が急増している。特に首都圏の教育大学では過去5年間で退学者が約8倍に増加した。

2023年、全国10の教育大学と3つの小学校教育課程における退学者は計667人に上り、2018年の153人から約4.4倍に増加した。

首都圏の教育大学では、退学者が2018年の26人から2023年には196人と7.6倍に増加し、特にソウル教育大学では96人と、5年前の8.7倍となっている。

退学理由としては、登録や復学の放棄、学業警告、留年などが挙げられるが、多くは自主退学だった。さらに地方の教育大学でも退学者は増加傾向にあり、特に全州(チョンジュ)教育大学では5年間で28.5倍に増加した。

この傾向の背景には、少子化による教師採用の減少と教職に対する志願者の減少がある。また、2023年には新入生募集に苦戦し、全国13の教育大学・小学校教育課程で募集定員の約30.9%が満たされなかった。

(c)MONEYTODAY

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