世界最大のゲームショー「ゲームスコム2024」で、韓国のゲーム業界が強い存在感を示した。グローバル大作との競争の中で賞は逃したものの、K-ゲームの優れた技術とクリエイティブ性をアピールすることに成功した。
ドイツ・ケルンで8月21~25日開催されたこのイベントには、64カ国から1400を超える企業が参加し、過去最大規模であった。韓国のゲーム企業であるネクソン、クーパン(韓国の大手EC企業)、ペルアビス、カカオゲームズ、HYBE IMなどがゲームスコムにブースを構え、観客の注目を集めた。
特に注目されたのは、ペルアビスの新作「レッドデザート」と、ネクソンのアクションRPG「カザン」、そしてクラフトンのインタラクティブな新作「インゾイ」だった。これらのゲームはゲームスコムアワードの複数部門で候補に挙がったが、海外の強力な競争相手には及ばなかった。しかし、観客たちのK-ゲームへの関心は高く、「inZOI」を体験するために300分以上も待つファンの姿が見られた。
イベントでは、韓国のゲーム会社の代表者たちが活発なビジネス活動を展開した。ネクソン、カカオゲームズ、クラフトン、HYBE IMの代表らが出席し、海外市場でのビジネス機会を模索した。特に、ネクソンとクラフトンのリーダーたちは、現地での投資やパートナーシップの強化を進め、韓国のゲームが世界市場でさらなる成功を収めるための基盤を築いている。
(c)NEWSIS