韓国のオンラインコミュニティに25日投稿された「深夜のエレベーター使用を控えて」というマンション建物の張り紙が話題になっている。
張り紙は「お願い」というタイトルのもと「深夜は階段を利用していただきたい。エレベーター使用による騒音で眠るのが非常に困難です」と記されている。張り紙をした人物や掲示された場所、日時は確認されていない。
この情報を見たネットユーザーたちは「じゃあ階段を歩いて上がれっていうのか」「それくらいの生活音に耐えられないなら、どうやって共同住宅で生活するつもりだ。戸建てに引っ越せ」「階段を歩く音のほうがうるさいのではないか」などと作成者を批判している。
一方で、防音工事が不十分であったり、エレベーター自体に問題があったりした場合、エレベーターの稼働音が大きくなることがあるとの意見も一部にある。
2014年6月に環境省と国土交通省がつくった「共同住宅の階間騒音の範囲と基準に関する規則」は、共同住宅の入居者らが他に被害を与えるような音を「階間騒音」と規定している。
この規則は「階間騒音」を走ったり歩いたりすることで起きる「直接衝撃音」とテレビや音響機器の使用で発生する「空気伝播音」に分類。浴室、トイレ、ランドリールームなどで発生する給水・排水音は除外されると明記している。
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