SNSに「写真を投稿しないでください」と掲示した韓国の飲食店が実は違法な営業をしていたことが明らかになった。
オンラインコミュニティ「ボベドリーム」に18日、「SNSに投稿しないでほしい飲食店の近況」というタイトルの投稿が上がった。投稿者によると「韓国・忠北真川(チュンブク・ジンチョン)の飲食店がSNSへの写真投稿を控えてほしいと掲示している」という。その飲食店は渓谷にテーブルと椅子を設置し、白湯や焼き肉を提供している。
投稿者は、飲食店が「宣伝するな」と掲示しているのは集客に困っていないからだろうと推測し、地域の役所に確認してみた。すると、飲食店は渓谷にテーブルを設置して営業エリアを変更しているにも関わらず、変更届を提出していないため食品衛生法に違反していることがわかった。現在、行政処分が進められているという。
役所はまた、小河川整備法第17条に基づき、7月29日までに原状回復を命じたと述べた。投稿者は命令後も飲食店が営業を続けていると訴えているが、最近のレビューを見ても「おいしい」「再訪したい」といった内容が並び、客足が絶えないことがわかる。
ネットユーザーたちは違法営業で罰金を支払いながら営業を続ける飲食店について「罰金を払っても得られる利益の方が多いから続けているのだろう」といった見方を示している。
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