2024 年 11月 26日 (火)
ホームライフスタイルビューティー世界150カ国を魅了した「K-ビューティー」…その背後にあった企業とは

世界150カ国を魅了した「K-ビューティー」…その背後にあった企業とは

「KCONLA2024」イベント=オリーブヤング提供(c)news1

韓国最大手のヘルス&ビューティーストアチェーン「CJオリーブヤング(CJ Olive Young)」は「Kビューティの聖地」を超え、グローバル市場で「Kビューティの伝道師」としての地位を確立した。

オリーブヤングによると、今年上半期のオリーブヤング全国店舗における外国人売上は、前年同期比で189%増加した。オリーブヤングは、近年、韓国を訪れる外国人観光客にとって必須の立ち寄りスポットであり、「Kビューティのメッカ」として浮上している。

オリーブヤングは、単にKビューティ製品を販売するだけでなく、国内中小企業ブランドの海外進出も支援している。代表的な例が「K-CON」である。オリーブヤングは今年、米ロサンゼルスや千葉県などでK-CONを通じて、国内中小ビューティブランドを海外に紹介した。

LAコンベンションセンター、クリプトドットコムアリーナ、ギルバート・リンゼイプラザで6月26~28日開催されたK-CON LAでは、オリーブヤングは国内中小ビューティブランド70社から約210種類の商品を展示した。また、国内中小企業の輸出支援を目的とした商談会やプロモーションも実施し、新たな販路の開拓を支援した。

千葉県の幕張メッセとZOZOマリンスタジアムで5月10~12日開催されたK-CONでは、過去最大規模となる360平方メートルのブースを設置し、オリーブヤングの自社ブランドや国内中小ビューティブランドを紹介した。

オリーブヤングは、日本現地法人を設立し、ブランド事業の強化にも乗り出している。これを基に、K-ビューティの認知度を高め、国内有望中小ビューティブランドの現地進出を支援する。

世界150カ国に韓国化粧品を配送するオンラインモール「オリーブヤンググローバルモール」も運営中だ。2019年にオープンしたオリーブヤンググローバルモールは、1万種類に及ぶ商品を取り扱っている。複数のブランド商品をセットにして特価で販売する「オリーブヤングビューティボックス」を通じて、中小Kビューティブランドの海外での認知度を高めている。

また、オリーブヤングは、さまざまな業界情報を集約した企業公式ウェブサイトを立ち上げた。中小協力会社など業界関係者に質の高い情報や市場トレンドを提供することが目的だ。このウェブサイトをKビューティの総合情報プラットフォームに育成する。

オリーブヤングは、Kビューティに関心を持つさまざまなグローバルビジネスパートナーと消費者を考慮し、年内に英語と日本語でも資料を提供する予定だ。さらに、国内外の産業動向を把握できるスペースも構築し、グローバルKビューティの代表的なプラットフォームとして有益なトレンドを共有する。

(c)news1

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