2024 年 11月 27日 (水)
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韓国クーパン、四半期売り上げで初の10兆ウォン突破…公取委1600億ウォン課徴金で「赤字」

クーパン本社(c)NEWSIS

韓国の大手EC企業クーパン(COUPANG)の第2四半期の売り上げが10兆357億ウォン(73億2300万ドル)=四半期平均為替レート1370.44ウォン=となり、昨年第1四半期7兆6749億ウォン(58億3788万ドル)と比較して30%増えたことが、同社が米国証券取引委員会(SEC)に提出した第2四半期実績報告書で明らかになった。同社が四半期売り上げ10兆ウォンを超えたのは初めて。

だが、6月公正取引委員会がアルゴリズム操作などを理由に1600億ウォン台の課徴金を課した余波で342億ウォン(2500万ドル)の営業損失を記録した。2022年第3四半期から続いた四半期の営業黒字行進が8四半期ぶりに止まった。

第2四半期は342億ウォンの営業損失により、2022年第3四半期の第1四半期の営業黒字(1037億ウォン)以来、8四半期ぶりに赤字に転じた。クーパンは昨年第2四半期に1940億ウォン(1億4764万ドル)の営業利益を記録している。

クーパンの第2四半期の当期純損失は1438億ウォン(1億500万ドル)だった。昨年第2四半期の1908億ウォンの当期純利益から赤字転換した。

同社が買収した高級ECのファーフェッチ(FARFETCH)の第2四半期の売り上げ6304億ウォン(4億6000万ドル)を除いたクーパンの売り上げは9兆4053億ウォンで、前年同期比23%成長した。

クーパンは2022年第3四半期に第1四半期の営業黒字1037億ウォンを出した後、今年第1四半期まで7四半期連続で営業黒字を達成した。8四半期ぶりに営業赤字に転じた理由についてクーパンは「ファーフェッチの営業損失と、公正取引委員会が6月に課した課徴金推定値1630億ウォン(1億2100万ドル)が反映された」と説明した。

公正取引委員会の課徴金は、クーパン第2四半期の実績で販売管理費部門に反映した。ファーフェッチ損失と公正取引委員会課徴金を除いたとすれば、今年第2四半期の支配株主純利益が約1699億ウォン(1億2400万ドル)だったという。

(c)MONEYTODAY

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